FAQ

弊社によくお問い合わせいただく内容とその答えを集めております。
その他のお問い合わせは、直接「お問い合わせフォーム」より、お問い合わせ下さい。

設計・計画について

Qガス×ガス熱交換器の回収(温度)効率は何%くらいが最適ですか?
A回収(温度)効率として40~60%程度がコスト的にも最適です。ランニングコストを重視される場合、55~70%程度をおすすめします。弊社では、約90%の実績もあります。
O温度効率とは?
A各流体の入口温度差を基に回収したい入出口の温度差を効率で表した値(%)で、
(基準側入出口温度差)÷(放熱側入口温度-受熱側入口温度)×100で表します。
Q排ガス入口温度は何℃まで可能ですか?
A1000℃以上でも対応可能です。形式は、諸条件に基づいて選定します。
Q排ガス中にダスト等が有るのですが、問題ないですか?
Aダスト性状およびダスト量に応じて、流路スキマ(間隔)、エレメント面の凹凸の有無を任意設計可能です。さらに弊社特許製品「ダスト搔き落とし装置(特許第3535458号)」の付属やスートブロー付属の対応も可能です。
Q熱交換器をコンパクトにするポイントはありますか?
Aプレート(板)をベースとした形式がコンパクトになります。また可能な限り、圧力損失を頂く事により、よりコンパクトになります。
Qイニシャルコストを下げる方法はありますか?
A設計(常用)条件に対し、耐熱(MAX)温度や耐圧の条件を必要最小限にするとムダなコストを省くことが出来ます。余っている圧力(静圧)を圧力損失として有効に活用するとコンパクト(コストダウン)につながります。
Q各部の材質は、どんな材質を使用できるのですか?
ASUS(304,304L,316,316L,310S)およびSS400を主とし、温度条件・ガス組成(腐食成分など)により弊社より推奨させて頂きます。※その他の材質指定も対応可能です。また、ALL SUS、一方の流体のみの指定も対応可能です。

運転管理について

Q日常運転において、どのような運転管理をしたら良いですか?
A主に、運転温度(放熱側入出口、受熱側入出口)を管理して下さい。設計温度に対する使用限界(MAX)温度は、取扱説明書を参照下さい。
Q運転での、立上げ、立下げ時に注意する点はありますか?
A受熱側を無冷却状態での”空焚運転"は厳禁です。また、急激な昇温や降温は熱交換器の破損のリスクが高まりますので、ご注意下さい。
Q定期点検において、どのような項目がありますか?
A定期点検で項目リストを用意しておりますので、お問い合わせフォームよりご請求願います。
Q運転寿命はどれくらいですか?
A運転状態、温度、腐食環境によりますので、寿命の判定は困難です。なお、弊社製品はエレメントの加工形状や内部伸縮継手の設置により機械的に内部負担の軽減を図っています。また、腐食進行を緩和する設計を行います。
Q圧力損失が上昇してきたのですが、どうしたらいいですか?
A熱交換器の伝熱部分を点検し、ダスト等が閉塞していないことをご確認願います。なお、ダストの閉塞が発見されましたら、清掃下さい。弊社エレメントは、見通しが効いていますので、閉塞し難く、また清掃性に富んでいます。

メンテナンスについて

Q点検は一般の作業者で可能ですか?
A可能です。
※ご用命頂きましたら、作業者をお伺いさせて頂きます。
Q熱交換器を修理する方法は?
A主に溶接補修となります。(劣化状況に応じて判断が必要となりますので弊社までお問い合わせ下さい)
※ご用命頂きましたら、作業者をお伺いさせて頂きます。
Q腐食した伝熱部の補修はどうしたらいいですか?
A母材の状況に応じて判断が必要となりますので弊社までお問い合わせ下さい。
※ご用命頂きましたら、作業者をお伺いさせて頂きます。