楕円チューブ式熱交換器
高温用に特化したオリジナル構造タイプ
600℃~1000℃クラスの高温域に適したオリジナルタイプです。
チューブの強度とプレート式のコンパクト性に加え、エレメントブロックに伸縮継手を設け、更にユニット全体をケーシング内で自由に伸ばすことにより、エレメントへの負担を極限まで軽減しています。
放熱入口温度 | ~1000℃ |
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圧力 | ~50kPa(5000mmAq) |
総括伝熱係数 | ~64W/m²・K (55kcal/m²・hr・℃) |
- 直交流1パス型
- 直交向流2パス型
- 直交向流8パス型
※マウスオーバーで画像が切り替わります。
特長
- エレメント板厚t0.6~t4.5まで対応。
- エレメントを懸垂式で取付することにより、スライド方式とエキスパンションで3次元方向の伸びを吸収。
※各パス(バンク/ブロック)毎の伸び差も各部にエキスパンションを配置し、吸収します。 - 内部保温構造であり、現地据付工程が短縮。R加工により優位性を確保。
- 伝熱性能が高く取れるため、チューブ式に比べコンパクト&軽量化。
- エレメントの隙間(スキマ)設計に自由度があるため、ダストの多いガスにも対応。
- エレメント面がフラットなため、清掃容易、視認性確保。
- R加工により優位性を確保。
※詳しくは、熱研のエレメントを参照ください。
用途例
流動床炉排熱回収 | 均熱炉レキュペレーター |
都市ゴミ焼却装置 | ビール粕乾燥 |
産廃焼却装置 | セラミック焼成 |
排ガス冷却設備 | 製鉄ダストリサイクル設備 |
ロータリーキルン乾燥設備 | 燃焼炉用燃焼空気加熱設備 |
脱臭装置 | 炭化設備 |
(※その他 あらゆる分野・設備)